総合内科

身体の不調を感じたら、
まずはお気軽にご相談ください。

総合内科の診療内容

生活習慣病(高血圧症、高脂血症、糖尿病、痛風などメタボリック症候群)の治療と管理
風邪の諸症状、インフルエンザ、胃腸炎、気管支炎、肺炎、扁桃腺炎、アレルギー疾患(気管支喘息、花粉症など)、貧血、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、片頭痛、骨粗しょう症 etc内科疾患全般

なんとなく体調が悪いなど、原因がはっきりとしない症状でお悩みの方も、症状から総合的に判断し、治療を行いますので、お気軽にご相談ください。

◎このような症状がある方は内科へご相談ください。
  • 発熱・頭痛・腹痛・せきや鼻水が止まらないなど
  • 便秘・下痢・嘔吐・胸焼けなど
  • めまい、ふらつき、動悸など
  • 排尿時痛、頻尿など
  • 高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリック症候群などの生活習慣病
  • 花粉症などのアレルギー疾患
  • 肺炎、気管支喘息、脳梗塞など

主な疾患

風邪

鼻や喉に感染がおこり炎症を起こします。症状は、咳、鼻水、鼻づまり、軽いのどの痛みや発熱等で原因の9割以上がウイルスによるものです。しっかり治さないとその後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、治ったと思って無理をせず、しっかり完治するまで来院されることをおすすめします。

インフルエンザ

インフルエンザに感染すると、1~3日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。自分を守り、かつ他の人にうつさないために正しい知識をもつことが大切で、当院にご相談ください。

高血圧症

高血圧とは上(収縮時血圧)が140以上、もしくは下(拡張期血圧)が90以上の少なくともどちらか一方を満たす状態と日本高血圧学会は定めています。血圧が高くなる原因は様々ですが、代表的なの原因は塩分過多です。その他、喫煙、肥満や老化、体質も高血圧の原因となります。

高脂血症

脂質は体を動かすエネルギー源の一種であり、人間が生きるためには必要不可欠なものです。しかし、血液の脂質が増えすぎると動脈硬化のリスクが向上します。高脂血症には全くと言っていいほど自覚症状がないため、ある日突然心臓病や脳卒中を発症します。食事療法と運動療法で改善する可能性がありますが、忙しい方は実践するのが困難なこともあります。無症状のため放置されることが多いですが、きちんと治療を行うことが大切です

糖尿病

糖代謝の異常により、高血糖の状態が続く病気です。糖尿病は先進国でよくみられる病気で、アメリカの糖尿病有病者数は2900万人超、日本の糖尿病患者数も1000万人位まで膨れ上がっています。糖尿病には1型と2型がありますが、成人発症のほとんどは2型糖尿病です。糖尿病になると四肢切断や失明、腎不全(その後透析導入)などのリスクが激増しますので、しっかりと予防することが大切です。また、糖尿病はかなり進行しないと自覚症状が現れませんので、毎年健康診断を受けることが予防につながります。

花粉症

花粉によるアレルギー反応です。原因となる植物は様々ですが、日本人の花粉症患者の約8割はスギ花粉症であるといわれています。スギ花粉症の流行期間は毎年1月~5月ですが、最近ではヨモギやブタクサを原因とする秋の花粉症にかかる患者様も少なくありません。根本から治療するのは難しいですが、花粉が飛散する時期に合わせて薬物療法を始めれば症状をかなり緩和することが出来ます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなり、それによってさまざまな日常生活に障害を引き起こす疾患です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛や倦怠感、集中力や記憶力の低下などの症状があります。また、睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。「居眠り運転」の経験割合は健常人と比べて約5倍との調査結果もあり、交通事故を引き起こす危険もあるので、まずは疑ったら検査しましょう。

片頭痛

光や音に対して過剰反応することもあるのが特徴で、視野にきらきら光る点(閃輝暗点)が出た時は片頭痛の前触れです。頭の片側、もしくは両側がずきずきと痛み、場合によっては生活に支障をきたすこともあります。頭痛の原因は血流にあります。いったん血管が収縮して血液の流れが悪くなり、その後一気に拡張して血液が大量に流れた時に頭痛を発症するのです。頭痛が出た際には症状に応じて薬を服用することにより、痛みを緩和することが出来ます。

消化器肝臓内科

消化器病専門医、胃腸科専門医・指導医、肝臓専門医として
より専門的な診療が可能です。

消化器肝臓内科の診療内容

食道、胃、大腸などの消化管疾患
逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、食道がん、食道ポリープ、食道アカラシア、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、ピロリ菌感染、胃ポリープ、胃・十二指腸粘膜下腫瘍、胃がん、機能性ディスペプシア(FD)、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患、腸管ベーチェット病、大腸憩室、大腸ポリープ、過敏性腸症候群(IBS)、虚血性腸炎 など
肝臓・胆嚢・膵臓疾患
脂肪肝、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、肝嚢胞、肝血管腫、ウィルス性肝炎(A型、B型、C型など)、慢性肝炎(B型、C型、アルコール)、肝硬変、肝臓がん、胆のう炎、胆管炎、胆石症、総胆管結石、胆のうポリープ、胆のう腺筋腫症、胆のうがん、胆管がん、急性膵炎、慢性膵炎、膵のう胞、膵がん など

また、内視鏡検査では、食道がん、胃がんや大腸がんの早期発見が可能です。
内視鏡検査についてはこちら

主な疾患

逆流性食道炎

胃液は塩酸で構成されているので強力な酸性(pH 1-2)を示します。胃の粘膜は胃酸に強い構造ですが、食道粘膜は違う……。胃液が食道に逆流し、食道の粘膜を傷害するのが逆流性食道炎です。胸やけ、酸っぱいものがこみ上げてくるような症状をきたします。咳を引き起こすこともあります。胃カメラを行うと多くの方が逆流性食道炎と診断されますから、多少の胃液の逆流は日常茶飯事なのでしょう。胃酸を抑える薬でほとんどの方の症状が緩和されます。

胃・十二指腸潰瘍

主に空腹時や夜間にみぞおちに鈍い重苦しい痛みが出ることが多いですが、胃潰瘍では食後に痛みが出ることもあります。潰瘍が深いと背中まで痛むこともあります。出血すると血の塊やコーヒー色の吐物を吐いたり、真っ黒の便が出たりします。逆流性食道炎と同じ胃酸を抑える薬を使いますが、ピロリ菌が原因のことも多いので、陽性であれば除菌するのが大切です。

胃炎

胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。急性胃炎は急激な症状が現れるのが特徴です。他の胃の病気と同様に胃の痛み、吐き気、嘔吐、食欲低下などの症状が見られますが、軽症の場合は安静にしていれば2日~3日程度で治癒することが多いです。主な原因はストレス、暴飲暴食などです。急性胃炎が慢性化することは通常ありませんが、症状は比較的強いため適切な治療を受ける必要があります。一方、慢性胃炎の多くは無症状ですが、ピロリ菌感染が原因のことが多いため、胃がんのハイリスク群として定期的なフォローが重要となります。

ピロリ菌感染

ピロリ菌は胃炎、胃十二指腸潰瘍や胃がんに深く関与しています。驚きなのは、世界人口の約半数がピロリ菌に感染していると考えられ、わが国では約6,000万人が感染していることです。とりわけ、感染者は50歳以上に多く、そのうち60〜70%が感染者であると予想されています。以下の症状があったら検査をおすすめします。

・胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんを患ったことがある方、再発を繰り返している方
・胃の調子が悪い方
・ご家族が胃がん家系でご心配な方

感染が判明した場合には、ぜひ除菌療法をおすすめします。
※保険適応で除菌するためには、胃カメラで胃炎、胃潰瘍などの診断が必要です。
※ピロリ菌の有無の検査、除菌の自費診療に関してはこちら

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、ストレスが原因で下痢や便秘、もしくはその両方を繰り返す病気です。ストレスが原因ですので、大腸カメラをしても異常はありません。腸の蠕動運動を調整する薬を使用することが多いですが、不安感が強い方は安定剤を処方することもあります。

胆石症

胆石とは胆汁の成分が石のように固まったもののことです。健康診断で“胆石持ち“の方は沢山いますが、ほとんどの方は無症状です。しかし、運悪く胆石が胆汁の通り道を塞いでしまった場合、経験がないような激しい腹痛に襲われ、大抵の方は我慢できずに病院を受診します。胆石の成分は様々ですが、現在はコレステロール胆石が全体の70%を占めています。肥満体型の方はコレステロール胆石が出来やすいのでダイエットが必要です。

肝臓専門外来

脂肪肝

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれています。脂肪肝も他の肝臓の病気と同様に自覚症状はなく、病院での検査で初めて発見されます。脂肪肝は肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積された状態のことを指します。原因はお酒の飲みすぎ、太りすぎ、などです。肝臓がんができることもあるので、生活習慣の改善が必要です。

B型、C型慢性肝炎

放置しておくと肝炎→肝硬変→肝臓がん、の経過を辿ります。健康診断などで肝障害を指摘されている方は、たとえば脂肪肝などと決めつけずに、一度はB型肝炎、C型肝炎のチェックをおすすめします。近年、この分野(特にC型肝炎)の治療薬の進歩は著明で、ほぼ確実にウィルスを制御できるようになりました。「東京都肝臓専門医療機関」である当院に一度ご相談下さい。

肝硬変(B型、C型、アルコール)

B型肝炎、C型肝炎からの経過で肝硬変となることが多いですが、近年ではお酒の飲みすぎや脂肪肝から肝硬変になる方が増えています。
発がんのハイリスクですので専門医による定期的なフォローが必要です。「東京都肝臓専門医療機関」である当院に一度ご相談ください。