内視鏡検査Endoscopy

豊富な経験、確かな技術
全身麻酔を用いた 「苦痛の少ない内視鏡検査」
最新の内視鏡検査機器を使用した正確な診断
日帰り手術
感染症対策

検査について

大きな病院や人間ドックでは、主治医ではなく初対面の医者が内視鏡担当となることが多々あります。人柄はもちろん、内視鏡の経験、技術の程度も知らない……。よく考えてみると心配ではありませんか? 当院では、日本内視鏡学会専門医・指導医である院長が主に検査を行いますのでそのような心配は無用です。丁寧にしっかりと検査させて頂きます。
*2019年7月より、慈恵医大第三病院 消化器肝臓内科 元診療副部長でありました木島洋征先生(内視鏡専門医)が、第3週土曜日(月によって変更あり)(2022年8月より、第4週土曜日に変更)の 午前中胃カメラを担当しております。院長の指導的立場にあった先生であり、人柄はもちろん、卓越した内視鏡技術と経験をお持ちの先生です。どうぞよろしくお願い致します。(医師紹介へのリンク)
*2021年9月より、がん研究会有明病院 下部消化管内科の医長であります井出大資先生(内視鏡専門医)が奇数月第1週土曜日(月によって変更あり)の午前中大腸カメラを担当しております。がん研究会有明病院で大腸カメラを専門に行っている先生で、豊富な経験をお持ちですので安心して検査を受けられます。どうぞよろしくお願い致します。(医師紹介へのリンク)
*2024年4月より、慈恵医大本院の医長であります澤田亮一先生が毎週金曜日の胃カメラ担当となります。慈恵医大本院にて病棟長、腫瘍班長と責任ある立場を任せられている 先生であり、経験は勿論ですが温和な人柄の先生です。どうぞよろしくお願い致します。(医師紹介へのリンク)

経口内視鏡ファイバー、経鼻内視鏡ファイバー、大腸内視鏡ファイバー x 2本、の計4本の内視鏡に加えて、 検査中の麻酔深度確認のための生体モニター、もご用意しております。

豊富な経験と確かな内視鏡技術+最小限の全身麻酔=苦痛の少ない内視鏡検査

食道がん、胃がんや大腸がんは定期的な検査をしておけば、仮に見つかったとしても内視鏡で完全治癒させることが可能です。ただ、検査をして頂くためには皆さんの「内視鏡は怖い」というイメージを払拭しなければいけません。当院では、患者さんの年齢や体格に合わせオーダーメイドで鎮痛鎮静剤を投与し、検査中や検査後のお腹の張りを軽減するため二酸化炭素送気装置を導入するなど、「苦痛の少ない内視鏡検査」にこだわっています。検査後にお声掛けすると、「今から検査ですか?」「もう検査が終わったの?」「今までで一番楽でした」などの声を耳にします。
  • 内視鏡検査は、原則予約制です。ただし、胃カメラは、当日の検査予約状況によっては、当日検査が可能になる場合がありますので、ご相談ください。 ※ 食事を取っていたり、服用している薬の種類によっては、当日検査ができないことがあります。
  • 全身麻酔(点滴による鎮静剤)の使用を希望される場合は、検査日は終日、車 • バイク • 自転車の運転はできません。 全身麻酔を希望されない場合や経鼻内視鏡の場合は、車 • バイク • 自転車での来院が可能です。
  • 胃カメラ・大腸カメラを同日に行うことも可能です。ご相談下さい。
 

最新の内視鏡検査機器を使用した正確な診断

当院では、画像表示において定評のある、富士フィルム社の最新の内視鏡システムを使用しております。以下の2つの特徴がございます。

1. 通常の光以外に、2種類の特殊光を用いた検査

2. 硬度調整機能、高追従挿入部、カーブトラッキング技術で検査効率向上

当院の大腸カメラの操作部に組み込まれた硬度調整ノブを回すことでスコープの硬さを4段階で調整することが可能です。硬さを調整できることで挿入時の痛みやお腹の張りを緩和することができます。 また高追従挿入部とカーブトラッキング技術により、挿入性が大幅に向上しました。手元の力が大腸カメラの先端部に伝わりやすくなり、大腸壁のカーブに沿ってスムーズに曲がり、曲がった後はまっすぐに戻りやすくなる機能を搭載。スコープの挿入が難しい症例において、患者様の身体的苦痛の低減と検査効率の向上、検査時間の短縮が期待できます。

日帰り大腸ポリープ切除

検査と同時にポリープ切除などの治療も可能です。治療のための再検査をする必要はありません。ただし、ポリープの種類・大きさにより入院治療をお勧めする場合があります。

内視鏡検査での感染対策について

当院では、内視鏡を介した感染症対策に十分留意しております。内視鏡を介した感染事故は学会でも取り上げられる事項であり、過去にはピロリ菌、B型肝炎ウィルス、緑膿菌、AIDSなどが内視鏡で感染したと報告されています。当院では、学会が推奨する高水準消毒液であるフタラールにより内視鏡の消毒を行っています。
  • 高水準消毒液であるフタラールは全ての微生物に有効であり、当院では検査前の感染症検査(B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、梅毒検査など)は不要です。

料金の目安

健康保険の適用となります。それぞれの検査内容、ご利用の保険の負担額により、料金には幅がありますので、一つの目安としてお考えください。 以下内視鏡検査の概算になります。その他の検査等は含まれておりません。
胃カメラの金額
(組織検査なし〜組織検査あり)
大腸カメラの金額
(組織検査なし〜組織検査あり・ポリープ切除手術)
1割負担の場合 約1,200円~約4,000円 約2,000円〜約12,000円
2割負担の場合 約2,500円〜約8,000円 約4,000円〜約24,000円
3割負担の場合 約4,000円〜約12,000円 約6,000円〜約36,000円
(料金は使用薬剤、処置内容、生検個数、ポリープ切除の有無により異なります)
(令和4年4月に診療報酬の改定がございました)
※当院のお支払いは、現金支払いのみお受けしております。クレジットカードはご使用になれませんので、ご了承ください。

超音波検査Echo examination

超音波(エコー)検査とは?

高い周波数の音波(人の耳には聞こえません)を手のひらサイズの機械から体内に送り、その反射波から臓器の大きさや形状などを調べる検査です。 肝臓、胆のう、膵臓、腎臓といったお腹の中の臓器全般から、心臓や血管、乳腺、甲状腺など、肺や気体(ガス)のある部分と骨の奥以外の検査をすることができます。悪性腫瘍(がん)から動脈硬化まで、幅広い病気の発見につながります。
  • 検査時間は10-15分程度で、痛みもありません。
  • 高度な肥満の方、腸管内のガスが多い方などは、音波が標的臓器まで届かないことがあり、検査で十分な情報が得られないことがあります。

体に悪影響はないの?

・超音波検査は音を利用した検査ですので、CTなどの放射線による被曝などはなく、体に影響はありません。 ・妊婦さんの定期検診(お腹の中の赤ちゃん)に用いられるように、繰り返し検査を行っても支障ありません。

当院で可能なエコー検査

※クリックすると検査の詳細な説明へジャンプ致します。